自然探偵と藤田君のセミ調べ (2004.8)
物子「夏休みは楽しいけれど、いろいろ苦労も多いわね。」
博「そうだよね。なんだかんだとやることが多いから。」
探偵「このごろ博君もブツクサ言うことが多くなったね。物子ちゃんの影響(えいきょう)を受けてるのかな。」
博「そんなことないと思うけど、感想文もあるし、ポスターもかかなくちゃいけないし、大変なんだよ。探偵は小学生の忙しさが分かってないでしょ。」
物子「そういえば、博君、自由研究はどうするの?」
博「それもあったな。ねえ、探偵何かヒントをちょうだいよ。」
探偵「自由研究ねえ。そうだ、君たちと同じ小学生が去年の夏休みにやった自由研究を紹介しようか。香川県の観音寺市に住んでいる藤田君という、今年中学生になった子の作品だよ。」
物子「四国の子がどうして探偵と知り合いなわけ?」
探偵「藤田君は、毎年夏休みになると伊勢原のおじいちゃんの家に遊びに来るんだ。その時に、近くの公園でセミのぬけがら調べを続けているので知り合ったというわけ。毎年同じテーマで研究を続けているのがすごいよね。」
(今回の内容は、香川県観音寺市の藤田拓史君の協力を得て、2003年に行った自由研究を収録させて頂きました。なお、図や写真の一部は省略しました。)
→ 研究の動機と方法
→ 結果1<種類別・性別のぬけがらの数>
→ 結果2<種類別発生数の変化>
→ 結果3<種類別羽化率の変化>
→ 結果4<性別個体数と羽化率の変化>
→ まとめと感想
→ 2003年ぼくのセミニュース
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