結果4<性別個体数と羽化率の変化> (2004.8)
4.研究の結果
(4)アブラゼミの性別個体数と羽化率の変化
<予想>
・去年の研究から、オスは早く発生し、発生のピークも先だろう
<結果> 図6の通り。
<考察>
・どちらのグラフを見ても今年の発生は遅れています。
・2年とも、オスは早くに発生しました。
・今まで雨や気温の低い日には羽化が少ないと思っていましたが、今年のように羽化の時期に雨が続くと、雨でもかなりの数が羽化することがわかりました。
・8月9日は夜中から風が強くなり、数が少ないのは台風の影響です。
(5)ミンミンゼミの性別個体数と羽化率の変化
<予想>
・オスは早く発生し、発生のピークも先だろう。
<結果> 図8の通り。
<考察>
・アブラゼミと同じように、どちらのグラフを見ても今年は発生が遅れています。
・ミンミンゼミもオスの方が早く発生を始めます。
・オスに続いてメスの発生がピークを迎えるとき、台風が来て、総数に影響が出るほどメスの数が減ったのだと思います。
ツクツクボウシの性別個体数と羽化率ははっきりとしたデータが取れなかったので省きました。
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