年 | 流星観察会の主な活動 |
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2014 | ・しぶんぎ座流星群をきっかけに、天体観察会内に流星を調査研究対象とする「天体観察会流星分科会」発足 ・流星写真とステレオネットを用いて同時流星を探し、流星の地上経路を計算 ・プラネタリウムで投影した疑似流星の眼視観測とZHRの計算 |
2015 | ・デジタルカメラに取り付けた羽根で流星像を切断する回転シャッター(愛称:流星号)を作製し同時流星撮影と軌道決定 |
2016 | ・暗い流星が写る望遠のビデオカメラ(愛称:流星号2)を作製し、動体検知ソフト「ContaCam」で動画観測を開始 |
2017 | ・大島上空に協働観測視野を設け、各家庭に流星号2を設置 ・解析ソフト「UFOAnalyzer」で、流星の動画から流星の位置、速度を測定 ・解析ソフト「UFOOrbit」で、流星の軌道決定 |
2018 | ・動体検知ソフトに「UFOCapture」を導入し、解析作業を効率化 ・より高感度で広角のビデオカメラ(流星号3)の作製 ・御蔵島上空に協働観測視野を追加し、各家庭に流星号3を設置 |
2019 | ・劣化した流星号2の修理と流星号3の増設 |
2020 | ・流星号2、3のセンサ交換 ・8月21日夜、流星号3の視野に大火球を捉え、落下経路の特定に貢献 ・SF作家 宮西健礼さんの短編SF小説「されど星は流れる」で流星分科会が登場 |
2021 | ・流星号2、3のセンサおよびレンズ交換 ・ネットワークカメラ「ATOM Cam」を使ったビデオ観測を開始 ・日本大学理工学部阿部研究室との合同研究会を開催(~2023年まで) |
2022 | ・ハワイ島「星空カメラ」映像の流星数計測を実施 ・Global Meteor Networkのシステムを使った観測を開始 |
2023 | ・スターリンク衛星(Starlink G6-32)の落下を観測 |
2024 | ・博物館1階寄贈品コーナーで「流星の故郷を探して~シチズンサイエンス~」を開催 ・ワーキンググループとして独立し「流星観察会」に改名 ・月面衝突閃光の協働観測キャンペーンを実施 |