自然探偵とヤブツバキ (2005.1)
博「探偵、あけましておめでとう。」
物子「今年もよろしく。」
探偵「はい、おめでとう。今年もいろんな観察ができるといいね。」
博「11月も12月も暖かかったから、今年はもう春の花が咲き出しているよね。」
物子「そう、私はウメの花が咲いているのを見たわ。」
博「菜の花が咲いたというニュースもあったね。オオイヌノフグリやホトケノザもあちこちで咲いているし。」
探偵「毎冬、暖かくなってきているから、花ごよみもずいぶん変わってくるだろうね。ところで、君たち毎年1月には満開になる木の花は何だと思う?」
物子「ウメより先に咲くとなると、ロウバイというのじゃない?」
探偵「ロウバイも早く咲くね。もう一つ、赤い花の木があるんだけど。」
博「もしかしてツバキかな。」
探偵「正解、正解。ツバキは漢字では木へんに春と書くけど、12月には咲き出して4月頃までずっと咲き続ける冬の花だね。」
物子「ツバキって、赤い花だけじゃなくてピンクとか白もあるでしょ。」
探偵「そうだね。野生の木で赤い一重の花が咲くのがヤブツバキという種類だ。その他に、花を楽しむ庭木として作られた品種がたくさんあるんだ。今日は、今年の初観察にツバキを見てみようね。」
→ ヤブツバキの花
→ ツバキのなかま<野生の木>
→ ツバキのなかま<植えられる木>
→ ツバキの園芸品種
→ ツバキの花を食べるキノコ
→ ツバキの実で笛を作ろう
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