自然探偵と困った落書き (2007.12)
博「探偵、探偵、事件、事件。」
物子「そうなの、けっこう大事件よ。」
探偵「何をあわてているんだい。どうせたいしたことじゃないんだろ。」
博「そんなことないよ。大事件。」
物子「博君たら、あわてちゃって。私から説明するわね。学校の校門のそばに車止めが置いてあるんだけど、いつの間にか誰かがきたない落書きをしちゃったのよ。」
博「それだけじゃないんだ。学校のとなりの店屋さんのシャターにも、ひどい落書きがされたんだ。」
物子「それで、みんなで探してみたら、近くの防災倉庫(ぼうさいそうこ)にまで、落書きがされてたっていうわけ。」
探偵「確かにこれはひどいね。倉庫のはちょっと、アートっぽいけど。」
物子「大人がそんなこと言っちゃだめでしょ。まったく。アートであろうとなかろうと、公共のものに落書きするなんて許せないわ。」
探偵「ごめん、ごめん。物子ちゃんの言うとおりだね。今回は、困った落書きのことを考えてみようね。」
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