自然を傷つける落書き (2007.12)
物子「左の写真はいたいたしいわね。」
探偵「これは丹沢の山の中で、ブナの幹にナイフかなんかを使って字が彫られていたんだ。こういう傷は何年も残って見苦しいね。」
博「右の写真はコケがはがされているの?」
探偵「そうだね。もともとコンクリートの壁だった所に、コケが生えてきて、やっと全体が緑におおわれたところを誰かがひっかいたんだね。こういうのが、もとに戻るのにも時間がかかるね。」
物子「落書きは、文化財(ぶんかざい)も自然も傷つけるのね。みんなでマナーを守るように呼びかけなくちゃ。」
探偵「そうだね。小学生から、そういう声があがれば、きっと大人も気をつけるようになるよ。」