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ドブロ ポジャロヴァチ 冬鳥たち (2003.12)
<写真提供 岡根武彦氏>
ジョウビタキ(オス) |
博「今朝は寒かったね。もう真冬みたいだな。」
物子「ほんとに、いやになっちゃうわね。」
探偵「あれ、みんな冬はきらいなの?」
博「そりゃ、いやだよ。足は冷えるし、手はかじかむし。」
物子「女の子にとっては、はだがあれるのも大問題ね。」
探偵「ふーん、そうなんだ。僕なんか鳥が好きだからね、冬は大歓迎なんだけどなあ。」
博「鳥が好きだと、どうして冬も好きになるわけ?」
探偵「なんといっても冬にはいろいろな鳥が渡って来るからね。カモメは来るしカモも来る。
北国に行けば、ハクチョウやガンにも会えるし、猛禽類(もうきんるい)を見ることも多いよ。
一面の雪野原の中を望遠鏡をかついで歩いていくとね、遠くの空をマガンが一列になって
飛んでいたり、空にオジロワシが舞い上がったり・・・いいなあ。」
物子「なに一人で盛り上がっているのよ。遠くのことはいいから、私たちの身近な場所で冬
鳥に会うには、どこへ行けばいいの?」
探偵「そうだね。みんなに冬を好きになってもらうために、いくつか平塚のコースを紹介しようかな。」
博「ところで探偵。冬鳥の前についているおまじないみたいなのは何なの?」
探偵「ドブロ ポジャロヴァチ Добро пожаловать。ロシア語で、『ようこそいらっしゃ
い』という意味だよ。冬鳥はロシア生まれが多いから、通じやすいかと思ってね。」
博・物子「・・・・・・・・」
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