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「相模川の生い立ちを探る会」 活動の記録
第169回 2006年2月19日
博物館館内
■ 三浦の講義と博物館まつりの準備
今回は3月に開かれる「博物館まつり」の準備のため、博物館館内で実施しました。
まず、3月に三浦半島の観察会を行うのに先立ち、昨年3月に実施した三浦巡検(講師:筑波大学教授 小川勇二郎先生)の復習をパワーポイントによって解説しました。三浦半島南部に分布する三崎層が伊豆小笠原弧の前孤域に堆積したものであること、深海の生痕化石(ズーフィコス)、グリーンランドから2000年かかって日本列島まで流れてくる底層流、衝突付加する過程で生じた液状化による混在岩、振動の化石であるベインストラクチャー、デュープレックス構造などについて、写真と図を用いて解説しました。
その後、毎年、恒例のサークルの展示である「博物館まつり」の準備に取りかかりました。今年の「博物館まつり」は、相模川の生い立ちを探る会と地質調査会との合同で行うこととなり、今までの会の活動記録と、相模川と酒匂川の川原石の起源やその分布をについて、展示する予定です。そこで、みんなでレイアウトや展示物、写真の選定について話し合いを行い、実際の作業に入りました。
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