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「相模川の生い立ちを探る会」 活動の記録
第164回 2005年8月24日
JAMSTEC(海洋研究開発機構)横浜研究所の見学
■ 「三菱みなとみらい技術館」と「海洋研究開発機構」の見学
今回の探る会は、珍しく大都会・横浜で行われました。
午前中の集合場所は桜木町です。駅で先生の簡単な解説を受けた後に、三菱みなとみらい技術館へ。ここは環境問題やエネルギー、海洋・宇宙研究などの先端科学技術を紹介した施設です。模型やクイズなどが多く、分かり易く興味深い展示でした。
午後からは新杉田へ移動し、海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所の見学です。ここは世界一の計算速度を誇る「地球シュミレータ」というスーパーコンピュータを保有しています。はじめに地球情報館で、JAMSTECの研究成果などを紹介した地球の半球スクリーンや3Dスクリーンを見学し、別棟に案内され、実際に地球シュミレータで計算された今後の地球の温度変化や自動車の衝突シュミレーションなどを見せていただきました。その後、地球シュミレータの実物を見せていただき、伊豆・小笠原弧研究の第一人者である藤岡換太郎先生が特別に講義をしてくださいました。藤岡先生の話は小笠原蛇紋岩海山や背弧海盆、海洋底掘削など多岐に亘り、また、会員から活発に質問が出され、充実した講義でした。
普段は野外活動を主体とする探る会ですが、今回のように研究機関を訪ねてみる活動も、非常に貴重なものでした。
(A.I.)
▲ランドマークタワー近くにある「三菱みなとみらい技術館」を見学。 | ▲展示された深海6500の模型を見学。 |
▲プレート境界に生息する「シロウリガイ」の標本。 | ▲横浜市美術館やランドマークタワーなどで実際に使用されている、様々な石材を観察。 |
▲JAMSTEC(海洋研究開発機構)の入口。 | ▲地球儀の形をしたスクリーンに映し出された、シュミレーション画像に見入る会員。 |
▲スーパーコンピュータで計算されたシュミレーションを見学。 | 藤岡先生の伊豆小笠原弧の講義を聞く。 |
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