自然探偵とユリカモメ (2004.12)
博「ねえ、探偵の好きな鳥ってなに?」
探偵「うーん、むつかしい質問だね。オオルリみたいにきれいな声でさえずる小鳥も好きだし、アオアシシギみたいな水辺の鳥もいいね。」
飛ぶユリカモメ(岡根武彦氏撮影) |
物子「その中で、ナンバーワンは何なの?はっきりさせてよ。」
探偵「あえて選べばユリカモメかな。」
博「ユリカモメっていったら金目川や相模川にいる白くてくちばしの赤い鳥でしょ。」
物子「中州に群れている鳥ね。どうして、それがお気に入りなの?」
探偵「好きに理由はいらないんじゃないか?」
物子「それでも何かわけがあるでしょ。」
探偵「そうだね。まず見た目がすっきりしてきれいな鳥だということがあるかな。それにいろいろな行動をするから、観察していてとても面白い。」
博「いろいろな行動ってどんなの?」
探偵「よし、それじゃ、今日はユリカモメの見方を紹介するかな。」
→ 若いか大人か
→ えさとり、5つのわざ
→ 夜はどこに?
→ 人なれしたユリカモメ
探偵「ところで君たち、ユリカモメが平塚に来るのはいつ頃か知っているかい。」
物子「確か冬よ、今頃が多いんじゃない。」
探偵「そうだね。ユリカモメが巣作りをするのは、日本より北のサハリンやシベリアだ。日本には、秋に渡ってきて冬を越す。平塚で見られるのは、10月から4月までだね。」
→ 自然探偵のトップへ
→ 平塚市博物館トップへ