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自然探偵と虫めがね<タイトル> 平塚市博物館公式ページ

自然探偵シルエット    自然探偵と虫めがね (2005.7)

虫めがねのいろいろ
1:天眼鏡 2:小学生が使う虫めがね 
3:倍率の高いルーペ 4:台つきのルーペ

博「ねえ、探偵。教えてほしいことがあるんだけど、虫めがねとルーペはどう違うの?」
物子「家のおじいちゃんなんか、天眼鏡(てんがんきょう)っていうけど、それはまた別のものなの?」
探偵「なかなか難しい質問だね。みんな同じといえば同じだけど、違うといえば違う。共通点は、凸レンズを使って物を大きく見るための道具ということだね。」
物子「もう少し違いを説明してよ。」
探偵「天眼鏡というのは、お年寄りが新聞や雑誌を読む時に使ったり、占い師(うらないし)の人が手相(てそう)を見る時に使うもので、レンズが大きいのが特徴だ。倍率は2倍くらいしかないけれど、広い範囲を見ることができる。ルーペはその反対に、倍率が10倍とか20倍あって、狭い範囲を拡大して見るのに使う。複数のレンズでできていることもあるよ。虫めがねという言葉は、天眼鏡みたいなものにもルーペみたいなものにも使うと考えればいいんじゃないかな。」
博「じゃあ、自然観察にはルーペがいいっていうことなの?」
探偵「そうだね。普通に使うには10倍くらいのルーペがいいかな。2倍や3倍くらいのものでも、けっこうきれいに見えるけど、新しい発見となると、10倍はほしいところだ。野外で使うわけだから、軽いものがいいし、レンズがしまえる型のものがいいね。ルーペでいろいろなものをのぞきながら歩いてみると、とても面白いよ。」

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(うらわざ)



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