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上部タンジェントアーク(2007年4月11日・15日)


バス停より
二宮町のバス停にて 4月11日 7:38
平塚駅
平塚駅 8:10
文化センター公園
文化センター公園 8:34
上部タンジェントアーク。
なんてむずかしそうな名前なのでしょう。

太陽をとりまくハロ(日暈)
上端に接するように現われます。
そこで「上端接弧」という名もあります。
(まんまでもやっぱりむずかしい)
原因となるのは
大気中の六角柱の氷晶です。

鉛筆のような氷晶が
横置きに 空に散らばり
水平方向にいろいろに回転していると
見られる現象です。
(水平だけでなく
 ランダムに回転して分布すると
 ふつうののハロになります)

タンジェントアークは
太陽高度によって現われる形がちがいます。
低空のときは 逆八の字に開き
高くなると、逆八の字の両翼が垂れて
楕円の一部のようになってきます。

もしも連続写真で眺めたら
太陽をはらんだ大きなハロを
羽ばたきひとつで
空に持ち上げる感じでしょうか


4月15日
ハロとタンジェントアーク(外接ハロの状態に近い)
4月15日 8:43 二宮町にて


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