平塚市博物館公式ページ

お月見(2005年10月26日記)



おだんご
2005年10月15日 小田原市のローソンで
10月15日は十三夜でしたが
曇っていて月は見られそうになかったので
コンビニへ行きました。
(ちょっとわくわくしながら)
目当ては、当然お団子でした。

十五夜のときは、レジの近くで
15個入りで売っていました。
もしやと思っていたのですが
十三夜は、やっぱり13個入りでした。
おお・・(なぜか感動)
525円でした。
(十五夜と同じ値段なのでしょうか・・)
お店の方にお願いして写真を撮らせていただきました。

ありがとうございました>お店の方々

ちなみに写真のお団子は、我が家に来て
夜を迎える前に13個入りではなくなりました。
(私が食べてしまったからです)
おいしかったです・・ごめんなさい。>お月さま


お供え
十五夜の飾りとお供え(平塚市御殿)
さて、お月見のお団子の数は
十五夜は15個、十三夜は13個と
決めているところもありますが
とくに決めていないところも多いです。

昨年、団子盗りの風習を紹介しましたが
お月見のお供えも
地方によって、家によってさまざまなのです。

当地のお月見では
お供えにはサトイモと豆腐が欠かせません。
みそ汁の具もサトイモと豆腐にします。

他に、季節の果物や野菜を供えますが
これらはとくに種類は決まっていないようです。

お供え
十五夜のお供え(平塚市山下)


右の写真のお宅の場合は
豆腐とサトイモは一度お月さまにお供えしてから
夕飯の際に赤いごはんと汁物の具にするそうです。
(この日は写真用にわざわざ両方そろえて下さいました。お料理番組みたいですね。ありがとうございました)

上の写真もそうですが、お膳の箸は
外に向けて、つまり月の側に置きます。
これはお月さまの食事なのですね。


ここでご紹介したのは、当地におけるお月見の一例です。
昨年今年と、当館「星まつりを調べる会」のみなさんとディスカッションしたところ
同じ平塚周辺でさえもずいぶんいろいろなバリエーションがあり、とても楽しく思いました。
どれが正しいというわけではなく、それぞれの差異を楽しむというのは、何だかとても
豊かな気持ちになります。

ぜひ、みなさんの家のお月見とも、くらべてみてください。


「いつもの星空」へ
平塚市博物館トップページへ


平塚市博物館 254-0041 神奈川県 平塚市 浅間町12-41
電話:0463‐33‐5111 Fax.0463-31-3949