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最終更新 2005年3月

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砂 利

大磯砂利 御浜砂利
▲大磯砂利 ▲御浜砂利
  大磯町照ヶ崎海岸   三重県南牟婁郡御浜町御浜海岸
  丹沢の凝灰岩類に白いトーナル岩類が混じる   四万十帯の頁岩・流紋岩礫などからなる
 大磯砂利については、江戸時代の天保年間(1839〜1843)に徳川幕府により編纂された「新編相模国風土記稿」には、「大磯海岸寺下の辺りより砂利を出せり・・・・その種類五色」と記述され、江戸期からの利用が伺えます。戦後〜昭和50年前半まで、照ヶ崎西〜葛川西までの海岸で5社程が盛んに採取しました。この砂利は丹沢山塊の凝灰岩類が主体で、酒匂川河口から相模湾岸沿いに大磯海岸へ運ばれたものです。現在では新大磯砂利と称して、三重県の御浜砂利やフィリピンからの砂利が利用されています。
フィリピン大磯 本那智黒
▲ フィリピン大磯砂利 ▲本那智黒砂利
  フィリピン産    インドネシア ジャワ
 青黒色い凝灰岩礫からなります。現在大磯砂利はとれないので、フィリッピン産が出回っています。  那智砂利は三重県御浜海岸でとれる四万十層群の頁岩ですが、現在ではインドネシア産が那智黒として出回っています。 
寒水 大理石 寒水と三色砂利の歩道
▲寒水砂利(大理石 ▲寒水(左)と三色砂利(右)の歩道
  茨城県常陸太田市真弓   平塚市崇善小学校 東
 真っ白い大理石からなります。  3色砂利は寒水+チャート+片岩礫からなります。
伊勢錆砂利 雨花石
▲伊勢錆砂利   ▲雨花石
  三重県熊野〜新宮海岸    中国産
  やや錆のある伊勢みかげの砂利です。   
スケールバーは1cm


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