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馬入水辺の楽校生きもの調べの会6(2003年1月)

平塚市博物館公式ページ

水辺の楽校の風車
<馬入水辺の楽校 生きもの調べの会> 2003.1.1 No.6

●12月の活動
 12月8日(日)
 12月の生きもの調べの会は、残念ながら雨模様の寒い日。野外での活動は中止して、相模川リバーセンターの会議室で、博物館まつりの準備をしました。模造紙3枚をつないだ大きな水辺の楽校の地図が完成しました。この地図の上に、今までの活動で見つけた生きものや、印象に残ったできごとをはりつけていく予定です。


●水上君の作文が市のコンクールに入賞

 生きもの調べの会の会員である中学生の水上淳貴君が、水辺の楽校のことを書いた作文が、平塚市環境政策課主催の「平塚環境ポスター・作文コンクール」の優秀賞を受賞しました。水上君の作文をご紹介します。ここをクリック!

 
●タイワンオオヒライソガニの発見

タイワンオオヒライソガニ  9月1日の生きもの調べの会で、見なれないカニが見つかりました。カニの専門家である南足柄市の一寸木肇さんに見て頂いたところ、タイワンオオヒライソガニという珍しい種類であることが分かりました。名前の通り、台湾・フィリピンで記録されており、日本では神奈川県でしか見つかっていないのだそうです。相模川では初めての記録と思われます。
 さて、このカニには赤い矢印で示したようにキズがついていました。池の近くの地面で死体が見つかったので、歩いているところを誰かに踏まれたのかと考えました。ところが、このカニは足に毛が並んで生えていて(青い矢印)、泳ぐ方が得意でノコノコ地上を歩いていた可能性は少ないそうです。また、キズも踏まれたにしては、1ヶ所だけつつかれたようについているのが不自然です。そこで、このカニに何が起こったか、こんな物語を想像してみました。

 → まんが 「その時、カニに何が起こったか?」



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