平塚市は道祖神・庚申塔・地蔵・道標などの石造物が豊富に存在しており、その総数2500基を超えます。石仏を調べていくと、銘文を読んで地域の暮らしを垣間見ることができたり、年代によって像容が移り変わっていく様子がつかめるようになります。市内の石仏調査は、すべて石仏を調べる会の会員が行っています。石造物一つ一つの所在、銘文、像容、寸法、由来などを調べ、『平塚の石仏』1〜16にまとめました。この16冊でひととおり市内全地区の石仏目録が完結したのですが、品切れになってしまった本もあり、現在、改訂版を刊行するための再調査を行っています。改訂版には調査漏れの石仏を新たに記載し、誤りを正し、手書きの原稿を活字に変え読みやすくしました。改訂版は全十巻刊行する予定です。調査や冊子作りの執筆編集、研究発表などを会員が和気あいあいと行っています。
・日時/毎月 第2第4木曜日 午前10時〜午後4時
・場所/市内各地・特別研究室
・参加方法/年間会員制