私たちの暮らしの中には、石垣・塀・門柱・記念碑・ビルの外壁や内装材・庭石・飛び石・モニュメントなど様々な石材が利用されています。平塚市域での石材調査の結果、市域には200種類以上もの石材が使われていることがわかり、近隣のものだけでなく、日本各地や外国のものが多く確認できました。地球からの贈り物であるこれらの石材は、地球の誕生や日本列島の生い立ちを物語っています。今回の特別展では、こうした街の中の石材を取り上げ、石材標本とその利用例、地球や日本列島・相模川流域の誕生との関わりについて展示します。
写真:
平塚市総合公園の噴水に使われている、茨城県の「真壁みかげ」
●講演会・観察会 「街の石材を調べよう」
10月28日(土) 参加自由
講演会:10時~12時 博物館講堂
観察会:13時~16時 博物館~総合公園 (博物館前集合)
●野外見学会 「小松石の採石場を訪ねて」
11月4日(土)9時~16時 定員30名
A4 65ページ(カラー口絵16ページ) 700円(送料310円)
○石材の利用
石材の用途、岩石の分類、平塚の石材調査
○様々な石材
みかげ石の仲間、溶岩の仲間、大谷石の仲間、ほか
○相模川・酒匂川流域の石材
流域の石材、箱根、富士の溶岩、丹沢の七沢石・砥石、ほか
*本屋さんにはありません。平塚市博物館受付か、郵送にてお求め下さい。