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自然探偵と里山の春<> 平塚市博物館公式ページ

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       自然探偵と里山の春 (2005.4)


博「ねえ、探偵、博物館に新しい展示ができたんだって?」
物子「あら、博君、まだ見に行ってないの。遅れてるー。私はもう2回も行ったわよ。相模川とか金目川とかアオバトとか、面白かったわ。」

『里山の四季』の展示
『里山の四季』の展示

探偵「物子ちゃん、里山の展示は見たの?」
物子「もちろんよ。『里山の四季』でしょ。タヌキのため糞(ふん)の展示があったのにはびっくりしたわ。」
博「ぼくも明日行こうっと。でも、里山にも行ってみたいな。雑木林(ぞうきばやし)のあるような場所でしょ。」
探偵「春が来て、そろそろ里山の生きものが動き出す頃だね。今日は、見どころをいくつか紹介してみようか。」
物子「里山って、平塚だとどのあたりなの。」
探偵「新幹線より西の土屋とか吉沢の地区だね。里山というのは、農家の方がずっと耕してきた田畑と、手入れを続けてきた雑木林やスギ林が一続きになった場所のことをいうんだ。この頃では、薪(まき)や炭(すみ)を使わなくなったので、雑木林の手入れはほとんどされなくなったけど、土屋と吉沢には全体的には里山と言える風景がよく残されている。
 そうそう、土屋の『ささりんどうクラブ』の方たちの作ったホームページを見ると、里山のことや土屋の歴史のことなんかがよく分かるよ。」

  → 土屋ふるさとだよりへ http://www5.ocn.ne.jp/~hurusato/annai.htm

探偵「ところで、君たち、里山を歩く時の注意を知っているかい?」
物子「マムシに気をつけることかな。」
博「スズメバチもだよね。」
探偵「そういうことではなくてね、里山は農家の方の仕事場だということを忘れないようにすることだ。田畑に入りこんだり、ゴミを捨てたりしてはだめだよ。農家の方に会ったら忘れずにあいさつもしようね。」

 → 芽吹く雑木林
 → 花咲く野道
 → カントウタンポポに来る虫たち
 → おたまじゃくしを探そう
 → トンボも飛び出す

 → 
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