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カラスムギ （2005.6）
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探偵「左の写真がカラスムギ。ヨーロッパから西アジアの植物で、日本にはそうとう古い時代に作物といっしょに入ったと言われているね。穂の先に芒（のぎ）という長いとげがあるのが特徴だ。」
物子「なぜカラスって名前がついたの？」
探偵「牧野富太郎先生は、『カラスの食べる麦』だって書いておられるよ（『牧野新日本植物図鑑』）。さて、右の写真は、芒がないのが特徴で、マカラスムギという。ヨーロッパ原産で、日本には明治時代に入ってきた明らかな外来植物だ。」
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