「森を歩いていると、こんな風に天井に穴が開いていることがある。どうしてできた穴だと思う？」自然探偵がそう聞きました。
「天井の穴なんて気にしたこともないけど・・。ただ、枝が伸びていないだけなんじゃないの？」
「木は生きていくために光が必要だ。光を求めて、どの木も枝を茂らせるから森の天井ができるんだね。そこに穴が開いているということは、もともとあった天井がぬけてしまったと考えたらどうだろう。」
「そうか、木が枯れたかどうかして、その部分だけ穴になったのかな。」
「正解、正解。こちらの写真を見ると、そのことがよく分かるね。天井の穴を見つけたら、どうしてできた穴か考えると面白いよ。」