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1枚ずつしまわれている木 (2007.3)

探偵「サクラの場合は、1枚ずつの葉がきれいに二つ折りになっている。それが重なって冬芽の中にしまわれているわけだね。葉のようすと断面(だんめん)の図を入れてあるけど、濃い緑色は葉の表側、黄緑色は葉の裏側(うらがわ)を示している。その点はどの図でも同じだよ。」
物子「イヌシデの場合は、葉脈(ようみゃく)にそっておりたたまれているわけね。」
探偵「葉脈が平行に走っている種類では、こういうたたみ方が多いね。」
博「その次のは、ちょっと分かりにくいけど、左右からくるくると巻いてあるということだね。」
探偵「そうだ。その巻き方が、葉の表を中にする時と逆の時があるということだよ。」

二つ折りの木
二つ折りになっているサクラ 二つ折り模式図 サクラ類の新芽
プリーツ型の木
イヌシデの葉の展開 イヌシデの葉の展開
左右から内側に巻いている木
ハコネウツギの葉の展開 クロツバラの葉の展開
内巻きの模式図 クロツバラ
左右から外側に巻いている木
ヤマツツジの葉の展開 オノエヤナギの葉の展開
外巻きの模式図 オノエヤナギ

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