ゴバンノアシ発見 (2000.7)
四角錐の形をした奇妙な果実は、ゴバンノアシという樹木のものです。ゴバンノアシは、日本では沖縄だけに見られ、植えられていることもないことから、この実は黒潮に乗って長い旅をしてきたものと考えられます。
ゴバンノアシという名は、漢字で書けば「碁盤の脚」で、実の形がその由来になっていることはお分かりでしょう。
「海流に運ばれた割には、皮がよく残っているが、コケムシがついていることで長く海に浮かんでいたことが分かるね。」この実を見た、自然探偵はそう話していました。
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