ドバトの色と模様 (2008.2)
博「ねえ、探偵、ドバトの場合、いろいろな模様もものがいるのはなぜなの?」
物子「ほんと、スズメやヒヨドリはどれを見ても同じ色や模様をしているのにね。」
探偵「それは、ドバトがもともと人に飼われていたことと関係があるんだ。草花の場合でも、たとえばバラならバラで赤・黄色・白とかいろいろな色があるし、模様のついているのもあるね。それは、違った色をした株を大切に育てたり、いろいろな組み合わせでかけあわせたりして、新しい品種を作っていった結果なんだね。それと同じことで、ハトを楽しみで飼っている人も、突然変異をいかしていろいろな色や模様のものを作っていった。野生化してもその影響が残っていて、ドバトの模様はさまざまなんだよ。代表的な模様には、名前もついているよ。」
いちばん左が、もっともカワラバトに 近い「二引き」 右の手前は「黒ごま」 |
手前は栗色をしたごま模様の個体 | モザイク模様の個体 | 白い個体 |