平塚のセイタカアワダチソウ (2001.11)
この地図は、今から20年前の1979年に調べられた平塚市内のセイタカアワダチソウの分布図です。当時は、相模川や金目川の川原を中心にそうとう広い範囲に生えていたことが分かります。現在のようすが分かる資料はありませんから、ぜひ、この地図と見比べながら記録をとってみてください。
セイカタアワダチソウは、根から他の植物の生長を押さえる物質を出して広がっていくことが知られています。そのために一時的にものすごい勢いで広がっていくのですが、そのうちにその物質で自分自身の成長もおさえられ、勢いを失ってしまうのだそうです。平塚でも一時ほどたくさんのセイタカアワダチソウが見られない原因の一つはそのことにあると思われます。
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