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平塚の考古資料50選

42. 身分を示した飾り金具(銅か・石か

遺跡名 国府域出土
年 代 平安時代

古代に役人が儀式の際に着た制服を朝服と言い、その際に締めた帯には「か」という飾りが付いており、金属製の飾りのものをか帯、石製のものを石帯と言います。
この帯飾りの「か」には鉸具(締め金具)、丸鞆・巡方(共に飾り金具)、鉈尾などの部品があります。そして、銅製のものを銅か、石製を石かと呼びます。
当時の法律である『養老衣服令』のなかで材質や色が決められており、六位以下の役人は銅製で、黒漆塗りであったようです。また、『日本後紀』延暦十五年十二月条に「禁か帯。以支鋳銭也。」と記載されているように、か帯が禁止された時期があります。
国府域からは多量の銅か、石かが出土しており、皇朝十二銭と同様、神奈川県内において一定の地域からこれだけの数量が出土する地域はありません。多数の役人が勤務した相模国府の所在を強く裏付ける遺物と言えましょう。


銅か・石か

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