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平塚の考古資料50選

19. 死者が身につけた腕輪(三連の銅釧)

遺跡名 北金目塚越遺跡(平塚市北金目字塚越)
大きさ 径6 ㎝、高さ2.9 ㎝、厚さ2 ㎜、重量40.5 g
年 代 弥生時代後期(2 世紀後半)

平塚市真田・北金目の台地上には弥生時代後期縲恁テ墳時代前期にかけての墓が多数見つかっています。この時期の墓は「方形周溝墓」が一般的で、1辺5 縲鰀 20 mの溝を方形にめぐらし、その中央や溝の中に遺体を収めていました。三連の銅釧は、その方形周溝墓の溝底から3 個重なった状態で発見されました。また釧の付着土から人骨と思われる骨粉を少量検出しており、腕に巻いた状態で埋葬されていた可能性が考えられます。
銅釧とは銅製の腕輪のことで、この時期の装身具の一つです。市内ではこのほかに、原口遺跡の方形周溝墓から2 点と住居跡から数点が見つかっています。銅釧は当時大変な貴重品であり、副葬品として3 個出土したことを考えると、この墓に埋葬されていた人は、集落の首長級の人であったのかもしれません。

三連の銅釧

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