平塚市博物館公式ページ
2月2日午前9時ころに、
平塚上空で見られた環天頂アーク(天頂環)です。
天頂をとりまく弧が、鮮やかな虹色を見せました。
元々珍しい現象ですが、これほど鮮やかなものはめったに見られません。
環天頂アークは太陽が低いときにだけ現れます。
下の方で白くまぶしく写っているのが太陽です。
太陽の上の方には、太陽を
うっすらととりまく内暈の一部が写っています。
内暈とほぼ同心円状に、環天頂アークに接する弧を描くのは、
外暈か上部ラテラルアークという光でしょう。
いずれも
薄雲を構成する氷の結晶が、プリズムとなって働き、現れる
太陽の光の虚像です。
私は、見そこねました・・(泣)
写真:環天頂アーク
2008年2月2日9時ころ博物館屋上にて当館鳫学芸員が撮影