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月面−ティコ・コペルニクス(2007.5.26)
ティコクレーター
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月面南部のクレーター群の中に屹立し、大きさはさほどでもない(直径87km)ながら、際立つクレーターです。満月ころになれば、月面に広がる放射状の光条の中心として、また目立つ存在になります。
写真は望遠鏡で見たときと同じ倒立像、つまりさかさまになっています。ティコの真上にある巨大なクレーターはクラヴィウスという名です。直径は200kmを超え、関東平野に匹敵する大きさです。
コペルニクスクレーター
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大きさはティコと同程度の、中型のクレーターですが、海と呼ぶ平原にそびえこれも目立つクレーターです。月面のクレーターには、天文学者・観測者が名を連ねます。左下(これも倒立像なので本来は上というべきかもしれませんが)にアペニン山脈、右下にカルパティア山脈が弧を描き、円形に広がる雨の海の南部を囲っています。
(写真はいずれも当館12.5cm屈折望遠鏡で撮影)
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