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月面(2005.5.17)
雨の海の縁
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望遠鏡で見る月面がもっとも面白いのは、上弦下弦の前後数日でしょう。
上弦なら朝日、下弦なら沈み行く太陽の光を受けた月面は、影が長く伸びて、
起伏を際立たせます。
「雨の海」をかこむ山脈は
外側はゆるやかに傾斜し、
海に面した内側は切り立った断崖が続くように見えます
月面中央部
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月面中央部、写真の真ん中で南北にならぶ三つのクレーターは
写真上からアルザッケル、アルフォンスス、プトレマイオスという名です。
また、その右、雲の海の中に、たてのすじが見えるのは
直線の壁と呼ばれる断層のような地形です。
(写真はいずれも当館12.5cm屈折望遠鏡で撮影)
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