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満月のひかりが 夜の薄雲を
いちめん平らな銀色にしていました
まるでステンレスか何かで 空ができているような
月を 大きく 大きくとりまいて
ずいぶんはっきりと 暈が見えました。
太陽に見える日暈と同じで
氷晶による屈折が原因となり 時おり見られます
月暈は暗いので
空が暗い場所でないと
月が明るい日でないと
なかなか見られません。
月のすぐ上に かすかにともる星は 火星です
そういえば クリスマス・イブでした
近づいてくるわが家の窓の灯が
恋しく思えましたが
家に入る前に ちょっと
犬小屋に寄って いっしょに見上げました。
(犬は迷惑そうでした)
写真:月暈(つきがさ)
写真からはみだして淡く大きな環を描いています
2007年12月24日22時57分 中郡二宮町