しし座流星群大出現!
2001年11月19日未明、予想されていたとおり、しし座流星群がついに日本で流星雨を見せました。平塚では晴れたり曇ったりの天気でしたが、3時前後には無数の流れ星が次々に夜空を過るのが見られました。
下の写真は、山梨県の清里で撮影したものです。ふつう、流星群を撮影しても、1時間に数個写るかどうかという程度なのに、とにかく5分間ずつ露出したどのコマにもたくさんの流星が写りました。
●展示のお知らせ
2002年1月6日〜30日の期間、展示室1階寄贈品コーナーにて写真パネルを展示します。平塚市内で撮影された写真や、プリズムをつけて撮影したものなどもご紹介します。また、ビデオ映像も終日上映します。ぜひお立ち寄りください。
流星痕をつらぬく後続の流星
28mmレンズ(絞りF2.8)ISO800のフィルムで1時51分30秒より4分55秒露出
撮影地:山梨県高根町清里
2時ころには次々に流星が現われ、流れたあと、煙のような痕を長く夜空に残すものもありました。そのもやもやした痕の漂う中を、もう次の明るい流星がつらぬいて流れます。オレンジ色に写っているのが流星痕です。写真下部にも暗い流星が2つ写っています。
おおぐま座を流れるたくさんの流星
28mmレンズ(絞りF2.8)ISO800のフィルムで3時11分30秒より4分55秒露出
撮影地:山梨県高根町清里
出現がとくに多かったのは、3時10分〜3時30分ころだったようです。ピーク時には、1分間にひとりが50個くらいの流星を数えました。写真にほどこした線は北斗七星の一部です。画像をWeb用に圧縮した時に減ってしまいましたが、18個ほどの流星がこのコマに写っていました。
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