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火星もようやく遠ざかり、明るさが衰えて見えたものの、それでもまだ堂々と他の星を圧していました。すると、そのすぐ脇に銀色の光が動き、見る見る激しい光を放つと、火星の下の暗い闇に、また吸い込まれて行きました。
イリジウム衛星は、衛星電話の通信に使われる66機の人工衛星で、鏡のような平面パネルが太陽の光を反射します。その光が照らす場所では著しく明るく輝いて見えるのです。これをイリジウムフレアと呼んでいます。
2003年11月21日 18時40分(JST) 神奈川県中郡二宮町にて