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2011年4月1日 17:44 平塚市博物館屋上 |
ようやく撮れました。
屋上の「ダイヤモンド富士」です
皆既日食で 月の背後から現れる太陽は
月縁の地形の起伏
その谷間に まず輝きを覗(のぞ)かせます
粉のように小さな
けれども強い光のかけらを喩え
ダイヤモンドリング と呼ぶのです
「ダイヤモンド富士」を その派生とするなら
やっぱり 火口の凹凸に残る
小さな太陽のかけら(下の写真の方)こそが
「ダイヤモンド」ということになるでしょう
その一瞬は たしかに
ダイヤを見た と
せつなさとともに 思いました
ただ、ダイヤの色ではなく
写真では 光も足りず
いっさいの 直前も あとも
変わらずに 吐き出される
工場の蒸気が むしろ頼もしく
まるで地球にあらがうように(承前月)
あらがう意志のように
思えます
ちなみに ダイヤモンドリングは
第三接触 つまり
隠れるときでなく現れるときだけ
という人もいるそうです