平塚市博物館公式ページ
→「いつもの星空」へ
地球より内の軌道を回っている金星は、地球から見たとき、いつも太陽の側にあります。そこで真夜中の空には現われず、きまって明け方か夕方に見られるのです。
1月31日
2月17日
3月7日
3月27日
4月17日
5月11日
この春(2004年)、金星は3月30日に太陽から見かけ上もっとも離れ、夕方の空で高くなりました。4月〜5月は、太陽に近づいて行くため、位置が低く変わります。そして6月8日にはついに太陽の手前を通過しますが、今回はちょうど太陽と重なり、太陽面通過という珍しい現象を起こします。
写真は、いずれも当館屋上から、日没40分後に撮影しています。金星の位置が南から北よりに変化しつつ、高くなっているのがわかります。
宵の明星の位置の変化には5つのパターンがあり、今回のように春に太陽から離れるときには高く見えるようになります。
→平塚市博物館トップページへ
→各地のプラネタリウム館の金星関連行事情報(日本プラネタリウム協会)へ
平塚市博物館 254-0041 神奈川県 平塚市 浅間町12-41
電話:0463‐33‐5111 Fax.0463-31-3949