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<平塚海岸のウミガメ2013>

 2013年に確認されたアカウミガメの産卵巣は1か所(平塚市袖ヶ浜)です。
人の利用が多く、卵への影響が懸念されたため、人通りが少なく、波の影響が小さい場所に移植しました。
2013年は9月に台風によって波の荒れた日もありましたが、移植した産卵巣は無事でした。


産卵巣調査のようす 産卵巣調査のようす
産卵巣調査のようす 産卵巣調査のようす
産卵巣調査のようす(2013年9月17日撮影)



≪平塚海岸におけるアカウミガメの産卵・ふ化の経過≫
産卵場所 袖ヶ浜
産卵日 6月26日
脱出日(推定) 9月15日
卵の総数 124個
脱出した子ガメ 84匹
脱出率 67.7%
詳細 6月26日に市民からの情報提供を受け産卵を確認。
産卵された場所が人の利用の多い場所で、卵への影響が懸念されたため、
人の利用が少なく、また波の影響の小さい場所へ産卵巣を移植しました。
子ガメの足跡は確認されませんでした。
脱出日と推定される9月15日は台風18号の影響で、降雨があり、波も高かったため
であると考えられます。
脱出日の推定は産卵巣の状況(地温など)から推定したものです。
調査は9月17日に行いました。


※平塚海岸のウミガメ調査は、新江ノ島水族館、国際生態学センター、海洋生態学研究センターのウミガメ研究者と
神奈川県平塚土木事務所、平塚市みどり公園・水辺課、平塚市博物館が協力して行っています。