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博物館日記
 2015年 6月
  
さわやかな晴天が続く日は終わり、季節は梅雨…長雨の季節となりました。
毎年、この時期になると大雨や洪水のニュースが聞こえてきます。
今のところ、梅雨らしい梅雨が続いていると感じていますが…どうなるでしょうか。
稲作にとっては恵みの雨でもあります。
適度に降って欲しい…というのは人間のエゴでしかありませんが、
雨とも上手に付き合いたいものです。

さて、6月は博物館は燻蒸のシーズン。
博物館にある資料を守るため、休館して収蔵庫や展示室に薬剤を散布し殺虫消毒しました。
博物館資料は今を生きる私たちのためだけのものではありません。
後世に残す義務があります。年に一度の燻蒸は非常に重要な作業です。
休館中、ご迷惑をおかけしましたが何卒ご理解ください。
  
 6/9 博物館は燻蒸のため休館。資料を守り後世に残していくのも博物館の重要な使命です。 
6/9~ 博物館燻蒸休館
収蔵庫は薬剤が漏れないようしっかり目張りします 薬剤が入ったボンベが納入されました
投薬前の最後のチェックを行います 投薬がはじまりました
燻蒸完了後は薬剤を薄めて排気します ホースが何本も屋上に伸びています
6/19 寄贈品コーナー準備中 テーマは“光”
何やらなが~い巻物が登場 私たちに身近なものもたくさん登場
レントゲン写真に…じゃがいも!? メイン展示は「宇宙からの“光”」
様々な実験装置も登場しました 光を集める道具・望遠鏡も解説
スペクトルも見られるようになっていました 壁には光に関する発見史年表も登場
6/18 案内看板修理中
駐車場の看板を修理する縣管理担当長と長谷川さん 縁の下の力持ちです
6/26 夏期特別展の展示作業開始回
展示物の高さを調整する栗山学芸員 たくさんの土器の並び具合をチェック
古代生活実験室の皆さんとの共同作業です これまでの活動の成果が集められています
6/28 天文連続講座「時を知る」第3回
担当は天文担当の鳫学芸員 時シリーズは大人気 多くの参加者が集まりました
6/30 常設展示室 展示ケース内メンテナンス
展示ケース内の清掃や展示物のメンテナンスを行いました
今月の塚田研究所
ワックスにサラダ油…何が始まるのでしょう? ワックスで青空や夕焼けを再現
サラダ油では屈折率のマジック 分光シートを使って光源によるスペクトルの違いも
 

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