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博物館日記 2015年5月

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博物館日記
 2015年 5月
  
ゴールデンウィークのさなか、箱根火山の活動が活発化、警戒レベルも2へと引き上げられました。
箱根といえば温泉に黒玉子を思い浮かべる人も多いでしょう。
それらは皆、火山の恩恵に与っています。
箱根火山は私たちに最も身近な火山と言えるかもしれません。
その火山活動活発化は、火山の噴火が他人ごとではないということを改めて思い知らせてくれました。
今月末には鹿児島県の口永良部島も爆発気噴火を起こした。
地球は生きています。私たちは自然と真摯に、そして謙虚に向い合い、科学的に理解して行かなければなりません。

このような天災を扱った特別展「天変地異 平塚周辺の自然災害」も閉幕しました。
災害は忘れた頃にやってくる、とは、大正時代の物理学者で随筆家の寺田寅彦の言。
今回の特別展で、少しでも皆さんに自然現象と向き合い災害について考える時間を提供できたと思います。
  
 5/6 毎年恒例となったこどもフェスタ。多くの人で賑わいました。 
5/3 「はやぶさ2」と小惑星探査に関する講演会を開催
講師はJAXA宇宙科学研究所の吉川真准教授 小惑星イトカワの模型を持ってきて下さいました
5/6 こどもフェスタ、大賑わい!
講堂では火起こしの準備中 お父さんと一緒にチャレンジ!
ココアや小麦粉で断層を作る実験 火山噴火の実験も…うなくできたかな?
プチ化石標本作り…作った標本をルーペで観察 好天に恵まれ、太陽黒点もよく見えました
屋上では水ロケットも飛ばしました 外ではむかしのくらし体験…洗たく板で洗たくを
むかしのくらし体験…縄もないました 天秤棒で子どもたちと鞄の重さを計る浜野学芸員
むかしの遊び体験は館内でも…民家の床みがき むかしの遊びも体験できました
お昼休みにはお囃子体験も ぶたいうら体験ツアーでは収蔵庫の中も見学
常設展を回ってクイズラリーも 最後は民家で紙芝居
中旬 展示解説ボランティア新人研修
研修をする栗山学芸員(左)と浜野学芸員 各分野の学芸員が研修を担当しました
5/23 天文連続講座「宇宙からの光」第2回
講師は天文担当の塚田学芸員 質問も多く出て皆さん熱心に聞かれていました
5/28 生涯学習指導者研修が当館を会場にして開催されました
当館の栗山学芸担当長が基調講演 四之宮公民館の安倍主事が当館との連携を紹介
 

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