わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

馬入水辺の楽校生きもの調べの会11(2003年6月)

平塚市博物館公式ページ

水辺の楽校の風車
<馬入水辺の楽校 生きもの調べの会> 2003.10.1 No.14

●9月の活動
 9月7日(日)
 夕方からの観察会。5時に集まって、まず楽校を一回り。マツヨイグサやカラスウリのつぼみを観察しながら、上流ワンドまで来たところ、アブラコウモリの飛ぶ姿を発見。最初は2,3匹だったコウモリの数がどんどん増えて、6時すぎには50匹をこえる数になりました。バットディテクターを出し、コウモリの出している超音波を人間の聞こえる音にしてその雰囲気を味わいました。暗くなってから、今度は虫の声に耳をかたむけながらもう一度一周。カンタンがあちこちで鳴いていましたし、意外にスズムシの声も多く聞くことができました。風車の近くでは、マツムシも鳴き、ハタケノウマオイのせっかちな声も聞こえてきました。さっきまでつぼみだったカラスウリの花も白いレースを広げていました。

●その後の花垣/ヤブガラシなどが茂り、アレチウリにはスズバチの姿も。
ヤブガラシの茂った花垣 アレチウリの花にきたスズバチ

●上流ワンドはトンボの楽園に!
 上流ワンドにトンボの姿が増えてきました。土方一久氏からの情報では、オオイトトンボ・アジアイトトンボ・
コフキトンボ・ショウジョウトンボ・コシアキトンボ・シオカラトンボ・ウスバキトンボ・ギンヤンマが観察できたとの
ことです。水草の多い状態がトンボにはつごうがよいようです。このまま定着してくれるといいですね。
オオイトトンボの産卵 ギンヤンマの交尾
オオイトトンボの産卵(土方一久氏撮影) ギンヤンマの交尾(土方一久氏撮影)

●早かった秋の花/冷夏のせいかいつもより早く秋の花が・・
ヒガンバナ 穂を出したオギ ママコノシリヌグイ花
ヒガンバナ オギ ママコノシリヌグイ

逆光で見たキンエノコロ アキノエノコログサの穂を結んだいたずら
逆光で見たエノコログサのなかま だれのいたずら?

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