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●今月の虹ヶ浜(2007年3月10日) |
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風も弱く、ぽかぽかと気持ちのいい活動でした。 波が低いため、サーファーの姿は見られませんが、漁船がたくさん見られました。今日はこのあたりに魚がいるようですね。 カンムリカイツブリがときどき水面から顔を出している様子も見られました。 |
<今日の漂着物〜貝がらがいっぱい〜> アカガイによく似た貝がたくさん打ちあがっていました。よく似ているけれど、殻が薄くて脈が多い。 マルサルボウと呼ばれている貝のようです。 |
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<打ちあがったマルサルボウ> 浜辺に沿って続きます。 |
<集めて見ると・・・> 10m×50mのわくの中に207個ありました。 |
<貝に開けられた穴> よく見ると穴の開いた貝が多い。 でも、犯人と思われるツメタガイの殻は見当たりません。 |
<メダカラガイの幼貝> “くち”の部分が大人とは違って、巻き込んでいません。 |
<サザナミガイ> 薄くて砕けてしまいそうな殻がきれいです。 |
<メガロパ幼生> 他にも何個体か見つかりました。 これはスナガニのようです。 |
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<奇妙な漂着物> 左は大磯照ヶ崎に流れ着いたもの。右は虹ヶ浜です。 | |
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こちらの答えは来月の新漂着物図鑑で。 右はマウスでクリックしながら なぞると読めます→ |
サボテン。ウニに似てる?! |
新漂着物図鑑 |
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新漂着物図鑑77 <シロナメハダカ> 今年の1月25日に虹ヶ浜で新井和雄さんが拾って届けてくださいました。 山田和彦さんに同定をお願いしたところ、ヒメ目ハダカエソ科クロナメハダカ属の シロナメハダカであるということでした。シロナメハダカは 水深200〜2000メートルに棲む深海魚です。 ハダカエソ科の仲間には腹部に発光器を持つものもいますが、 シロナメハダカは持ちません。生きているときは、半透明で骨まで見えます。 国内での記録は少なく、新井さんが2002年に虹ヶ浜で拾った シロナメハダカが相模湾初の記録で、分布の最北になります。 今回はそれに続いて2例目の記録です。 参考文献:「平塚市虹ヶ浜海岸に打ち上げられたシロナメハダカ」 神奈川県自然誌資料(24):63-64, 2003 |
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