平塚市博物館公式ページ
●今月の虹ヶ浜(2006年10月14日) |
||
沖合いを台風が通過しているせいか、波が非常に高い日でした。 危険なので、いつもより少し陸側に調査区を設けたのですが、 それでも、ときどきそこまで波が上がっていました。 |
今日の漂着物 | ||
---|---|---|
<今日の収穫> 棒の右が調査区内、左が調査区外。 秋らしく、木の実が多い。 |
<イタヤガイ> 虹ヶ浜ではめずらしい。 |
<ボラ> うろこがあるな、と思ったら・・・ 出世魚で成長つれて名前が変わります。 この大きさ(約40cm)だったら「イナ」?? |
海は大荒れ あまりにも波が高いので、サーフィンをする人もほとんどいませんでした。 |
|
---|---|
<ウンラン> 花の季節はもうすぐ終わりです。 北方系の植物で、もともと虹ヶ浜には 自生していませんでした。 初めて見つかったのは、1990年ごろです。 ハマニンニクを植栽した際に一緒に入ってきた と考えられています。 「ラン」と付きますが、ランの仲間ではなく、 オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科の 仲間です。 |
---|
新漂着物図鑑 | |
---|---|
新漂着物図鑑72 クラゲ(アンドンクラゲ) 9月9日に虹ヶ浜で見つかりました。 アンドンクラゲによく似ているのですが、少し大きいようです。 アンドンクラゲは非常に強い毒を持っており、 暖かい海に生息しています。お盆のころに出現します。 クラゲの毒は刺胞にあります。刺胞は特に触手に多く、 餌を採るときや、外敵から身を守るときにも使います。 弱いとされているクラゲの毒でも、人によっては 強い症状がでることがあります。 見つけると、つい手を出したくなってしまいますが、 触らないのが、無難です。 |
平塚市博物館 254-0041 神奈川県 平塚市
浅間町12-41
電話:0463‐33‐5111 Fax.0463-31-3949