漂着物を拾う会(2005年９月)

川ゴミの中に	台風による増水の影響で浜には川ゴミがあふれるほど・・

	わらの動物	空の薬莢	テレビ

漂着物図鑑　　 カモの胸骨

　６月の会で、長さ11cmほどで、図のような形の（立体的なようすが
上手にはかけていませんが・・）骨を拾った人がいました。この骨は、
まず非常に軽いことから鳥のものだと分かりました。また、三角形をし
た平らな出っ張りの形（図の矢印）は、飛ぶために使う大胸筋という筋
肉がついている胸骨に違いありません。
　博物館にある鳥の骨格標本と照らし合わせてみたところ、いちばん
近いにはカモのなかまだということが分かりました。

カモの胸骨

平塚市博物館　254-0041　神奈川県平塚市浅間町12-41
電話：0463‐33‐5111　Fax.0463-31-3949

●今月の虹ヶ浜（2005年９月10日）	実習生２２名も参加(橋本輝夫さん撮影)

予報よりも日差しが出て、暑い暑い。例年通り、９月は博物館実習生が参加し、また世界ゴミ調査として、人工物を徹底的に調べました。重さを量ったところ、金属3.2kgに対してプラスチックは14.3kg。やはりプラスチックのポイ捨てが海に与えている影響が大きいことが感じられました。