●実習生の発見物

実習生の作った展示も見に来てください

ヒイラギ（口をつきだす魚）

オオトリガイ（大型の二枚貝）

寄贈品コーナー「あるある漂着物」10月14日まで

●漂着物図鑑　　　　＜ウミガメの骨＞

　今年は日本に近づいたり上陸した台風が多かったために、海も荒れ気味でした。８月下旬
の台風の後、会員の杉山さんが虹ヶ浜で拾った骨を届けて下さいました。長さ30cmほどの
大きなもので、全体には四角い板状のものです。片側が少し突き出し、反対側ははじより少
し内側に短い突出部があります。
　この特徴的な形は、ウミガメの背中の甲羅(こうら)の一部です。甲羅はあばら骨が連結した
形でできており、この１個の骨が、あばら骨１本に相当します。博物館に展示してある骨格標
本と比較してみたところ、その幅や長さから、全長が80cmくらいのウミガメのものと推定でき
ました。