わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

漂着物を拾う会(2004年2月)

平塚市博物館公式ページ

虹ヶ浜から<2004年2月>

●今月の虹ヶ浜(2004年2月14日)

虹ヶ浜全景

拾う会の活動風景

インシュリンの注射器

今日もおだやかな春のような日。箱根はかすんで見えない。貝がらも川ゴミも多く、収穫十分の日。注射器の漂着も。
ビーチセンターで活躍しているライフセーバーの若者3人も初参加。新しい広がりが予感されてうれしい日でもあった。


●多かった二枚貝の漂着

ワスレガイ

ミゾガイ

ワスレガイ

ミゾガイ

カバザクラ

モモノハナガイ

カバザクラ

モモノハナガイ



●漂着物図鑑


コモンカスベ卵殻

  ●人魚の財布

 横浜市在住で、漂着物学会会員である京馬伸子
さんから、横須賀市走水海岸で拾われたエイのな
かまの卵殻を頂きました。藤沢市在住で、エイ類の
分類を専門とされている石原元さんにお送りしたとこ
ろ、「コモンカスベ」という種類のものだと教えて頂き
ました。
 コモンカスベは、長さ50cmほどになるガンギエイ科
の魚で、親の形は座布団型の典型的なエイのもの
です。アカエイやトビエイと違って毒針は持っていませ
ん。卵殻は焦げ茶色で、角をのぞいた長さが4cm程
度、大変丈夫なものです。この類の卵殻は、その形
からか、子魚が巣立った後の隙間からの連想か、
「人魚の財布」というあだ名がついているそうです。
そのうち、平塚でも見つけたいものです。



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