古代生活実験室
「マイギリ」改良計画(5回目)
平成24年(2012年) 11月3日(土)
マイギリの改良  マイギリの小型化計画を進める過程で、いくつかのノウハウが得られました。

 今回は、それを実験してみます。
マイギリの動作確認  マイギリ自体はかなり安定してきましたが、より確実に発火させるために・・・
着火材の充填  摩擦点に着火材を盛っておきます。
マイギリの動き  いい感じで温度が上がっています!
発熱と発煙  着火材は温度の低下も防いでくれるようです。

 さて、着火材に使ったのは・・・

 やはり「麻」です。麻ひもを細かくはさみで切って、パウダー状にしたものを使っています。
軸装着部の改良  同時に軸の装着システムも改良しています。
軸装着部の改良  軸の中心部分と外周部分の硬さの違いが、発火の精度に関係しているようです。

 自然素材のほうが効率が良いため、それに合わせて装着システムを改良しています。
マイギリの重量確認  こちらでは改良中のマイギリの重量を確認しています。
モミギリの練習  作業の合間にはモミギリによる着火も練習しますが・・・

 キナ臭くはなりますがまだ着火しません。
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