古代生活実験室
「鹿角製釣り針で魚を釣る!」 鹿角の加工体験(6回目)
平成24年(2012年) 3月10日(土)
 太い角の切断はまだまだ続きます。
 一見弱そうな中心部分もなかなか「折れ」てくれません。

 石器の幅が刃先に伝わる力を奪っているようです。
 こちらは釣り針の細部加工を継続中。
 石器が小さいので作業がしづらくなっています。
 こちらはやや細めの角の切断。もう少しです。
 ぐらついてきました。
 ついに切断成功!   
 切断面を図化して記録します。
 さて、釣り針の材料にするための縦切り作業。

 石器では無理だと思われます。
 そこで、ここからは麻ひもを使ってみましょう。

 この方法が成功すれば、細かい作業には大きな武器です。
 角を輪切りにするスライス作戦では釣り針の形らしきものができました。
 先ず現状の図を作ってから次の工程に進みます。
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