プラネタリウム


2009年12月~2010年04月のプラネタリウム投影番組


■□□「2010年の天文現象」□□■   12月5日(土)~ 1月31日(日)土・日曜日 午前11時、午後2時(1月2,3日を除きます)

 「世界天文年」とされた2009年でしたが、2010年もこれに劣りません。なにしろ元日未明、いきなり部分月食に始まって、なんと1年に3回も国内で月食が見られる珍しい年なのです。
また、平塚で見られる日食はありませんが、南太平洋では皆既日食が起きます。流星群の双璧をなす夏のペルセウス座流星群(8月13日ころ)、冬のふたご座流星群(12月14日ころ)も好条件。そのほか、1月の火星接近の見どころ、各惑星が見やすい時期など、おもな天文現象を1年分まとめてご紹介します。おもしろそうな天文現象を見つけて、新しいカレンダーにぜひ書き加えてください。

※観覧料:100円(中学生以下無料)

アメリカが計画中のオリオン宇宙船(NASA)
2009年7月22日の部分日食(市内で水永仁さん撮影)

■□□「銀河のムコウ」□□■   2月6日(土)~ 4月4日(日)土・日曜日 午前11時、午後2時

 夜空に光る星たちを見上げて、宇宙を想う。すごく大きな気分になった気がしますね。しかし、95年ほど前にハッブルというアメリカの天文学者が銀河系のはるか向こうにたくさんの銀河がうかぶ、もっと広大な宇宙が広がっていることを見つけてしまいました。さらに、その宇宙は膨張していることも。宇宙の果ては、そして銀河はどこまで広がっているのだろう、と疑問も果てしなく広がります。
今では宇宙を見る望遠鏡も大きなものが作られ、ハッブルが見た銀河が浮かぶ宇宙のもっとむこうを写し出せるようになってきました。ハワイのマウナ・ケアに作られたすばる望遠鏡は目ではなにも見えないような空間に望遠鏡を向けて、遠くから来る光のみを受けて撮影することができます。

それは「すばるディープフィールド」と呼ぶ宇宙の果てを見通すことができる領域で、100億光年かなたの、そして100億年前の銀河を写し出します。まるで星が写っているようですが、拡大するとみな銀河なのです。100億年前の宇宙、銀河がどんな姿だったか解説します。

※観覧料:100円(中学生以下無料)

アメリカが計画中のオリオン宇宙船(NASA)
すばるディープフィールド(国立天文台)
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