-それはいままで信じられていた磨かれたなめらかな球とは異なり、地上の風景となんら変わることのない情景だった- 1609年、望遠鏡というものが発明されたことを聞きつけたガリレオは、自らレンズを組み合わせ14倍と25倍の望遠鏡を作り、月を観察しました。 ガリレオは金星が満ち欠けしていること、木星には4つの衛星があり、木星のまわりをまわっていること、太陽ですら黒点が現れたり消えたりし、しかも自転しているようにも見える、という観測から合理的な結論を導きました。太陽が中心にいて地球は特別な存在ではなく太陽のまわりをまわる惑星のひとつであっても不思議ではないと考えるようになっていったのです。
※観覧料:100円(中学生以下無料)