金星はそれ単独でも非常に目を引く星ですが、細い月とならぶときは空の微妙な色ともあいまって、ため息の出るような美しい光景を見せてくれます。月は毎月金星の近くを通過しますから、宵の明星ならば三日月ころに注意してみるとよいでしょう。
これに対し、他の明るい星、とくに木星と接近するありさまは、なにか意味をさがしたくなるような、異様な光景となります。金星の場合、最接近時の火星とくっついて光ることはありませんから、この2星の接近が、合計の光度の最も明るい組み合わせと言えるでしょう。 下に、1°程度まで接近するものを表にしました(平塚で明方か夕方に見た時の条件で選んでいます)。太陽に近く、見るのが困難なものは除外しました。 | |
金星と木星の接近(1°くらいまでちかづくもの) 2004年〜2023年 |
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