隕石は大きくコンドライト、エコンドライト、石鉄隕石、鉄隕石の4種類に分類され、その90%近くがコンドライトに属します。 コンドライトは19世紀の終わり頃から色や構造の違いに着目して細かく分類されていました。 しかしその分類法はあまりに複雑だということで1920年にG・T・プライアーが新しい分類法を提案し今でもこの分類が最も妥当ということで使われています。 1953年にはH・C・ユーリーとH・グレイグがコンドライトの酸化状態により5つの分類に分けました。 プライアーの分類ではコンドライトとエコンドライトは石質隕石というグループになっています。 エコンドライトはハワーダイト、ユークライト、ダイオジェナイト、数の少いものを纏めてアノーマラスとし、石鉄隕石はパラサイト、ロードナイト、メソシデライトの頭文字からM,P,Lとし、鉄隕石はJ・T・ワッソンらが鉄隕石中にある微量成分の含有量からⅠ〜Ⅳに分けました。 | |
隕石分類 |
隕石の存在比 |
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