火星大接近 2003 (火星の素顔 探査機の画像から)

フォボスとダイモス

平成15年秋季特別展図録 平成15年10月発行

 火星には2つの衛星が回っています。フォボスとダイモスです。どちらも大変小さく、フォボスが2 7 k m×1 8km、ダイモスが8×6kmほどです。フォボスは火星のまわりを高度9 3 8 0 k m周期は0 . 3 2日で回ります。ダイモスは高度2万k m、周期1 . 2 6日で回ります。
 どちらも1 8 7 7年の大接近時に、アメリカのアザフ・ホールにより、発見されました。
 フォボスもダイモスもC型小惑星に組成が似ており、火星に捕らえられた小惑星、と見ることも出来ます。

フォボス C.J.Hamilton/NASA/JPL
意外なほど大きなクレーターが目に付く。


フォボス NASA/JPL


ソ連の探査機フォボスが撮影したフォボスと火星


ダイモス NASA/JPL


ダイモス NASA/JPL